売掛債権ということについて

会社経営では、どのくらい儲かるか、利益が上がっているかということが重要事項ですが、それは損益計算上のことであり、あと二つ重要事項で忘れてならないのは、資金繰りと貸借対照表ということになります。

あと二つの重要事項に関係してものの一つが、売掛債権ということになります。売掛債権は顧客との取引で生じた営業上の債権で、売掛金と受取手形がこれにあたります。売上債権と言う場合もありますが、同じものとなります。商品やサービスを提供した場合、現金で対価を支払ってもらうケースもありますが、企業対企業の取引ではその場で現金支払いということは少なく、後日支払うというのが一般的であり、そのために売掛金や受取手形が発生するわけです。

売掛金は売上を計上しても代金回収が完了していない場合に計上し、受取手形は手形という証券で代金を支払ってもらうというものになります。そしてこれらの売掛債権はいずれは現金となるものですが、管理をきちんと行わないととんでもないことになってしまうので注意が必要です。一つの指標として売上債権回転率があり、「どのような効率で資産を回し、利益を上げているか」を見るものです。

この数値が悪いと資金繰りが厳しくなるので、買掛先への決済や銀行への返済が滞り、信用を失うということに繋がってしまいます。だから、企業としては売上債権回転率や売上債権回転期間をきちんと把握し、これらを良くする、あるいは下げないための手立てをする必要があるのです。商品やサービスを提供した相手先の経営状態が悪化すれば下がりますし、苦しい状況でも数値に反映されます。もちろん、全体指標だけでなく、一件一件の回収が予定日通りとなっているかを把握しておくのが基本になります。

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